
金襴生地の歴史とHARUMEKIのこだわりを解説
金襴、その千年の物語──HARUMEKIが紡ぐ「伝統と今」
千年以上の時を超えて、今も輝き続ける布があります。
それが「金襴(きんらん)」という、日本が誇る伝統織物。
■ 金襴とは──平安の雅から現代まで
金襴は、平安時代に始まり、室町・安土桃山・江戸と日本の歴史の中で磨かれてきた高級絹織物。金糸や銀糸、色とりどりの絹糸を織り込むことで、絵画のように立体感のある文様が生まれます。その豪華さから、もともとは貴族や武家の礼服、茶室の装飾、仏具や仏壇の掛け軸、寺院の法衣など、「格式」を象徴する場で用いられてきました。
その美しさと存在感は、まさに“場を整える力”を持っていたのです。
■ なぜ今も金襴が作られ続けているのか?
日本では、雛人形や能装束など、伝統工芸の世界で今も金襴は現役です。
それは単なる懐古ではありません。
金襴には、「受け継がれるべき意味」があるからです。
たとえば、子どもの健やかな成長を願う雛人形には、厳かさと祈りを込めた衣装が欠かせません。
そしてその衣装にふさわしいのが、まさに金襴なのです。
日本人の“ハレ”の文化を支えてきた金襴は、時代を超えてもなお「特別な瞬間」を彩る存在として、大切にされているのです。
■ HARUMEKIが挑む「日常に金襴を」
そんな歴史ある金襴生地を、HARUMEKIはまったく新しい形で蘇らせようとしています。
私たちの原点は、雛人形制作の中でどうしても出てしまうはぎれを「捨てたくない、活かしたい」という“もったいない”の気持ち。
本来なら処分されてしまうその布には、まだ美しさも物語も残っていました。
だからこそ、HARUMEKIはその金襴に新たな命を吹き込みました。
PCケースやポーチ、コースターやしおりなど、現代の生活に溶け込む和雑貨として。
金襴を“飾るもの”から“使うもの”へ。
伝統を守るだけでなく、日常の中で楽しむこと。
それが、HARUMEKIの目指す「伝統の再解釈」です。
■ 伝統と今を、つなぐ一枚の布
金襴の美しさを知れば知るほど、その布が身近にあることの意味が深くなります。
何気ない日常に、そっと和のきらめきを。
贈り物としても、自分用としても、
HARUMEKIのアイテムが、誰かの心をちょっと温かくできたなら――
それこそが、私たちの願いです。
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